和家具(日本の家具)について

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日本の家具

和家具(日本の家具)日本の家具は、住宅の建築様式の違いによって、欧米とは大きくことなる特徴をもっている。
日本の住宅は開放的な木造建築が主流で、柱と屋根によって住宅の構造の基本がきめられ、住宅の内部は開放的な移動性の戸によってしきられていた。また土間と区別して板張りの床をもうけ、人々は履き物をぬいで床にあがり、畳や円座などをおいた部分にすわったり横になって生活した。そのために下駄箱という日本独特の家具が生まれた。

書院造桃山時代にはじまった書院造が一般に浸透するにつれ、畳敷きの部屋で起居することがふつうになった。それぞれの部屋は障子や襖などの遣り戸(引き違いの戸)によってくぎられ、戸をあけはなせば、いくつもの部屋をつなぐこともできた。
こうしたことから、障子、襖、欄間などの建具にさまざまなデザインをこころみ、床の間、違棚などの座敷飾りに意匠がこらされたが、これらはほとんど建物にくみこまれた家具であった。また屏風、暖簾、簾などの間仕切りの家具が発達し、このような伝統のうえに襖絵や障子絵などの障壁画が発達した。

和家具(日本の家具)日本では明治以後に西洋家具が入るまで、家具全体をさす言葉はなかった。畳にすわる生活を主としていたため、椅子や脚付き箪笥、ベッドといった脚付きの家具は、仏教儀礼用をのぞいてほとんど使用されなかった。

日本の伝統的な箪笥にはキリ、スギ、モミ、ヒノキ、ケヤキなどが利用された。キリの箪笥の白い木肌の美しさを重んじる一方、ケヤキやクワなどの木目を生かした漆工芸などのさまざまな細工がほどこされた。


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